新型コロナウイルス感染症に関し、国より緊急事態宣言が発令されたことに伴い、区民の皆様へ外出自粛及び感染予防等についての周知を徹底させるため防災行政無線にて放送が午前と夕方に行われています。
北区在住在勤の方は既にお気づきだと思いますが、2月8日より花川区長の声で感染拡大防止を呼びかけています。http://www.city.kita.tokyo.jp/koho/kuse/kucho/thisweek/210205.html
令和2年11月25日の本会議の一般質問で、危機管理に対する区長の心構えを尋ねました。その質疑の一部抜粋です。
◆松沢よしはる◆ 危機管理において、その自治体のトップである首長が全責任を持って陣頭指揮を執り、様々な判断と意思決定が求められます。まして命を守ることが最優先とされる広域避難、高台避難への勧告や指示においては、結果として水害が発生しなかった場合の、いわゆる空振りをも恐れない決断と住民への強いメッセージが必要です。災害時における花川区長のトップとしての心構えと決意をお聞かせください。
◆ 花川区長 ◆ 災害時などの危機管理においては、区民の皆様の生命を守ることこそが何よりも優先されるべきと考えております。そのためには、私自らが全責任を負って陣頭指揮に当たることは、当然の使命であると心得ております。常に最悪の事態を想定し、空振りを恐れずに、機を逸することなく的確な指示ができるようにリーダーシップを存分に発揮してまいります。今後とも全身全霊をかけて区長としての重責を全うしていく決意であります。
◆松沢よしはる◆ 非常時における区長の力強い決意、心構えを伺うことができました。(~略~) 災害危機においては、見知らぬ誰かの言葉より、よく知られた信頼できる人からの言葉は心に響き、区民が行動に移す強いきっかけになると思います。大規模水害への危機管理対応において、広域避難や高台避難を勧告指示するような場合には、花川区長自らの言葉で危機が差し迫っていることを区民に直接伝えることが効果的で重要であると考えます。
コロナ禍において、区長のメッセージ動画が北区ホームページに上げられるようになりましたが、災害緊急時においても例えば、防災行政無線で花川区長自身による声で区民への強いメッセージを発信する検討をはじめ、あらゆる情報伝達手段を駆使して区民へ適正な避難誘導が伝わるような計画策定を進めてもらいたいと考えます。